TAHITI(8):KiaOra Sauvage(Rangiloa)

 

(2002/12/7)

今日からキア・オラ・ソバージュ

ソバージュは、キア・オラ・ヴィラージュが経営している無人島リゾートです。

宿泊客の行き来がある日だけ連絡船が出ます。

今日は私たちの他にもう1組。フロリダからのハネムーナーだそうです。

連絡船はホテルの桟橋から朝9時出発です。

「イアオラナ!!」の声も明るく、しゅっぱーつ。

ボートはえらく飛ばします。

で、甲板に強制的に乗せられます(^^;

私も 最終的には前のデッキに座る羽目に。 結構 スリリング

最初の30分ほどは、水平線しか見えない。

やがて ちっぽけな陸地らしき影が見え始める。

「どのモツだろうねえ」なんて言いながら、ボートのデッキで潮風に吹かれながら乗ること1時間。

(モツっていうのは小島)

ソバージュの沖に停泊した連絡ボートめがけて一艘の船が。

モツの周囲はとても浅いラグーンなので、連絡船は入れない。なので、この艀?にお気で乗り換えるのです。この日はとっても波が高かったので、「マジ?」と不安になったが、タヒチアンは掴まることもなくヒラリと飛び乗る。さすがだ(^^;

私は支えてもらいながら乗り移る。 「マウルール!」(=タヒチ語で ありがとうの意味)

ちょっと写真ではわかりにくいけど、中央部にバンガローが見えてます。

草葺(椰子の葉かな?)の屋根の、ロビンソン・クルーソーの小屋みたいなバンガローです。

これが今日から3泊する私たちのバンガローです。

蚊帳の中にベッドがあります。

これはトイレ+洗面所+シャワールーム。

巨大な白い貝殻のデザインのシンクが可愛い。

床にはサンゴや貝殻が敷き詰めてあり、その上に飛び石があります。

洗面所の両側には窓が。

キア・オラ・ソバージュについて

ここは、小さな無人島をひとつまるごとリゾートにしたところ。

電気も電話もありません。

あるのはバンガローが5棟と共用棟と、スタッフの小屋。

宿泊棟のバンガローは ダブルベッドひとつに エキストラベッドがひとつ。

蚊帳と蚊取り線香付き

共用棟は食堂とサロンになっています。

ソバージュは歩いて15分ぐらいの小さな島です。

椰子の木は島中に生えており、そこら中に椰子の実が転がっています。

電気がありませんから、灯りは石油ランプです。

毎日、日が暮れる頃にスタッフが石油ランプをふたつ下げてやってきます。

電話はないので、本島の「キア・オラ・ビラージュ」との連絡は「無線」です。

時計をはずし、自然のままにのんびり過ごす、というのがコンセプトです。

滞在は、3食+アクティビティー付き。(+昼寝!)

スタッフは、マネジャーでもあるフランス人のベルナール。

タヒチアンのミッシェルとその奥さん。あと元気で大きなおばちゃん。

私たちの滞在中には タヒチアンの少年が一人居ましたが常駐ではないようでした。

あと、忘れちゃならない2匹のワンちゃん!!  ジョセフィーヌとジョー。

ジョセフィーヌは7ケ月のメス、ジョーはまだほんの赤ちゃん。

10月に先代ジョーは魚の骨を喉に刺して死んでしまったんだそうです(涙)

あとでこの子達の写真も出てきますのでお楽しみに。

本当に幸せそうで元気いっぱい、ゲストたちやスタッフのアイドルでした。

昔、猫もいたそうですがベルナールいわく、「猫は此処には向かない。 でも、島にはネズミがいっぱいいるので 本当は猫が必要なのだが」とのこと。

バンガローのあたりから。

今日は海の状態が良くないので、アクティビティーには出られないそう。

とりあえず島を一周してみました。

上の写真と同じ位置から、体を180度回転させて撮った風景。

つまりバンガローを出て右側の景色がこれ。

水平線方向に見える黒いのは、珊瑚礁の岩。その向こうが外洋です。

バンガローの隣のハンモック。
バックに見えるのが共用棟の裏側。

椰子の木のトンネルみたいになってます。

Nagが椰子の実投げに挑戦!

見た目よりずっと軽いんですよ、椰子の実って。

さて、上の写真で、Nagが着ているのは、「パレオ」。

なぜパレオかというと・・・

キア・オラ・ビラージュに余分な荷物は全部預かってもらってきたんです。

で、ソバージュでの着替えだけ持ってきたのね。

ところが!

なんと、Nagの着替えのショートパンツを忘れてきたのです。

彼の下半身に着るのが水着しかない!ということに。

最初はNagは、本島に船を出してもらって取りに返る気でいたんだけど、

島に着いてみると、そんなことは絶対不可能であることが判明。

次のゲストの入れ替わりがない限り、船は出ないのである。

そこで 私が持ってきたパレオを着用することになったのである。

しかしやってみると、案外それで困らないことが判明。

パレオは偉大だ・・・

浜に一本 小さな椰子の木。

そこら中に椰子の実が転がっているので、放っておくとどんどんこうやって椰子の木が生えてきちゃう。

島の中を歩くときは、椰子の実落下に注意。
隣のモツは無人島。

午後はカヌーで隣のモツに出かけた。

とにかくすごい綺麗!

右手前に写っているのは椰子の実。

浅いラグーンは曇っていてもエメラルドグリーン。

透明なので水の上からでも魚がいっぱい見える。

これがカヌー。

アウトリガーといって、片側に浮きがついている。転覆しにくいそうだ。

カヌーを二人で漕いだのだけど、全然まっすぐ進まなくて、ぐるぐる、ぐるぐる(@_@:)。 見かねたベルナールとミシェルが 鮮やかな舵さばきであっという間に追いついてきて、漕ぎ方の指導(^^;

それでもイマイチうまくいかず、痺れを切らしたNagが、「いいからもう漕ぐなっ!!!」と とうとう禁止令が(T_T)

というわけで、私は船首像のように座っているだけでしたとさ。

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