海洋センター

海洋センターは、ウミガメの
保護・研究などをしている。
年々減ってゆく産卵場所、
盗掘される卵など
年々悪化してゆく
アオウミガメの生息環境。

ここでは、人工孵化や
放流なども行っている。

しかし来年で
予算不足のために
閉館するという噂を聞いた

本当なら憂うべき事態である.

ウミガメが産卵できる砂浜とは、人がいないこと。
そして、周囲に灯りがないこと。

孵化したばかりの子亀たちは、いっせいに海を目指す。
このとき、彼等が指標にするのは、陸と海の明るさの差なのだ。

自然のなかでは本来、海の方が少し明るいので、明るい方をめざすのだそうだ。

何年か前、二見港のすぐそばの浜で産卵してしまい、
孵化した子亀が海の方角が分からなくなって町のほうに上がってきてしまい、
みんなでバケツに入れては海に放したことがあるそうだ。

今、人工の灯りの入らない砂浜は
どのぐらいあるというのだろう。

あらゆるところに、
ゴキブリのように人類が繁殖してしまった今。

ボランティアたちに
支えられている活動。
この時は水槽の掃除をしていた。

コウラを洗われるカメ

水槽とコウラの掃除が終わって、
コウラ干し中(?)

←左の写真は、
もう一頭のほう。
さすがに暑いのか??

孵化して一週間の子亀。
発泡スチロールの箱の中に入れられ、フタがしてある。
こちらは孵化して一ケ月ぐらい。

元気に泳ぎ回っている。
抱き上げると、
手足をパタパタさせて、かわいい。
狭い水槽を泳ぎ回るので、
ヒレの先がすり切れている亀もいる。

100kg以上になるそう。
水の中でないと、
重力がかかりすぎて 動けないとか。

陸に上がらねばならない産卵は
本当に重労働なのである

次はウェザーステーションの夕陽へ・・